「折り紙コヤッシー」は、ポリプロピレン(PP)のシートをレーザーカットし、折り紙技法を使うことでトイレになる。 この話を聞くと日本に住む人は「災害時に!」とか言い出すけど、世界の3人に1人はトイレたりえるもの(ビニール袋すら)を一切持っていない。そして15秒に1人が下痢で死んでいる。
日本では野糞が盛り上がった時期があり、私も乗っかったけど、今思えば浅学だった。生まれてこのかた野糞しかしようのない人たちがいて、それで原因でバタバタと子供たちが死んでいく地域がある一方で、特権的に綺麗な排泄環境が整った日本在住者が、野糞こそ自然の涵養だ、と言う欺瞞。
排泄の歴史はおそらく、まったくもってそんなもんじゃないのだろうと今は推察する。 いまだに我々は自分の排泄と向き合えていないし、自分の排泄によって自分たち、ひいては外部=環境まで壊している。そして、壊さない方法を10万年経っても実行できていない。 向き合えないから、実行できない。
折り紙コヤッシーが、完全な解決法だとは言わない。 ただ、使用者が自分の排泄と向き合い(=無かったことにしない)、かつ衛生的であり、外部を汚染・破壊しない可能性の高い選択肢ではあると思う。 不便さは、あなたが当事者であることを強いる。 快適すぎるトイレは、あなたから当事者性を失わせる
というようなことをここ最近考えてました。 12/25のオンライン講座で、折り紙コヤッシーを一緒に作りながらお話しします。 「生き物の輪に戻るためにドライトイレを作ろう」 tjf.or.jp/information/12…
@tender4472 失礼しますがこれは日本でやっても意味が無いのでは?と感じてしまうのですがどういった意図で作られてるんでしょうか?自分もアフリカ向けに太陽光集光装置を作ってましたが、結局日本で使える物では無く、今は日本でも使える物を作ってます。
@1984__t まず講座自体は全世界の中高生が参加できます。(通訳対応もあり) そして私も諸外国向けに作ってますが、日本でも困っていたり、オルタナティブを必要としている人は数万人はいると思いますよ。また、誰が何を必要としているかは私が決めることではないと思っていて、かつ今日本に住んでいるので。
@tender4472 自分は多くの人が何を必要としているかを汲み取り、最優先で何を作るべきか?を考えながら作ってます。最近は燃料不足ですから↓みたいな物ですね。youtube.com/watch?v=loGjbU…